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第5回年次大会2024のご案内

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第5回年次大会2024

おかげさまで当日開催は盛会に終わりました。ご参加の皆様、演者、アドバイザーの方々には感謝申し上げます。次回開催もよろしくお願いします。

2025年1月7日

犬・猫の呼吸器臨床研究会 代表 城下幸仁

 

日時:令和7年1月5日(日)11:00−20:00
開催方法:ハイブリッド開催、開催後オンデマンド配信 (〜令和7年5月31日まで)
会場:ユニコムプラザさがみはら セミナールーム2

参加費:会員8000円、非会員10000円

会場定員:50名(延期開催ではあと20名参加可能です)

参加登録はこちらから2024年12月31日(火)まで登録受付)終了

オンライン参加登録システムマニュアル>をご参考ください。
会員の場合、「会員ID/登録IDを取得済みの方の参加登録方法」
非会員の場合、「登録IDを取得されていない方の参加登録方法」
をご参照ください。

参加登録費払済みの方には当日参加の有無に関わらず、オンデマンド配信ページより、各演題の配布資料PDFダウンロードと当日の演題の動画をオンデマンドで視聴できます。

年次大会へのご質問は、当研究会事務局(jimu@verms.or.jp)まで

講師・アドバイザー

城下幸仁(犬・猫の呼吸器科)

教育講演講師

ランチョンセミナー・実習講師

呼吸器アドバイザー

 

山谷吉樹(日本大学 獣医麻酔・呼吸器学研究室)

招待講演講師

呼吸器アドバイザー

 

 

青木卓磨(麻布大学 小動物外科学研究室)

循環器アドバイザー

 

 

 

三井一鬼(岡山理科大 獣医学部形態学講座)

病理アドバイザー

 

 

 

池田彬人(公益財団法人 日本小動物医療センター画像診断科・消化器科/東京大学附属動物医療センター画像診断部)

画像診断アドバイザー

 

 







テーマ『気管切開について考える』







10:55 開会あいさつ

城下幸仁(犬・猫の呼吸器科)







11:00-12:00 /13:00-14:30 Ⅰ 教育講演

座長:飯野亮太(いいのペットクリニック)

気管切開について考える

講師:城下幸仁(犬・猫の呼吸器科)

40分講義+10分質疑応答 ×3コマ

 

気管切開術は上気道外科の周術期管理や上気道閉塞緩和のために行われる。一時的に専用のチューブを留置する一時的気管切開術と、外科的に頸部気管に上気道を介さず呼吸できる恒久的な気道開口部を造設する永久気管開口術がある。また、気管切開孔からT字型のシリコンチューブを摺りこませ気道を確保するTチューブ設置もまれに行われる。これらは、獣医療において重度な上気道閉塞に遭遇したときに避けることのできない手技になりうる。今回、これら気管切開術について、気管の解剖と生理、基本手技・管理法・合併症の文献レビュー、自験例100例の転帰に関する調査報告、および当院呼吸器科での管理法や術式の紹介と演者の臨床経験に基づき臨床獣医師に伝えておきたいことを講義する。







15:00−16:00 Ⅱ 招待講演

座長:城下幸仁(犬・猫の呼吸器科)

咳の病態生理について 研究分野から臨床医に伝えたいこと

講師:山谷吉樹(日本大学  獣医麻酔・呼吸器学研究室)

45分講義+15分質疑応答

咳反射について考えると、その増悪誘因は主として気道粘膜への刺激物と咳受容体の感受性の二つとなる。それぞれを考慮した治療薬があり、治療に反応しない場合は他の原因を検討することになる。そこで咳の診療では呼吸器疾患そのものの診断も重要だが、患者の「気持ち」すなわち咳の原因に合わせた治療を探し出す必要があるわけだが、これが難しい。昨今、効果が確認されている鎮咳薬を上げるとブトルファノール、マロピタント、ガバペンと制吐作用を有するものが主流となっている。このことから実は咳と消化器疾患には密接な関係が有るのかも知れない。今回は、このあたりに焦点を絞り、日頃の文献検索からニッチな情報をみなさんと共有したいと思います。







16:30−17:30 Ⅲ 年次大会アワード

−症例報告・臨床研究−

座長:上田一徳(横浜山手犬猫医療センター)

2演題。各演題15分口頭発表 +10分質疑応答(計25分)

過去2年間の隔月開催の犬・猫の呼吸器勉強会での発表演題から選出しました。大会終了後、厳正な審査を通じてさらに最優秀賞と優秀賞を決定しそれぞれ表彰状を授与します。


1)喉頭気管分離術を実施したボストンテリアの1例

稲葉健一(名古屋みなみ動物病院・どうぶつ呼吸器クリニック)

喉頭気管分離術とは誤嚥防止のために実施される術式である。症例はボストンテリア、10歳、雌。来院2ヵ月前よりいびきの増大、睡眠呼吸障害を認め、次第に悪化し傾眠を生じるようになった。内科療法を実施するも状態悪化し、一時的気管切開術にて気道確保したが、気管切開チューブ管理中にも関わらず誤嚥を繰り返した。そこで気道確保および誤嚥防止のため喉頭気管分離術を実施した。分離した喉頭気管断端は気管粘膜と気管軟骨を分離し1輪分の気管軟骨を除去、それぞれ縫合閉鎖し盲端とした。肺側気管は皮膚に縫合し永久気管孔を形成した。術後、呼吸は安定し盲端部の感染などの合併症は生じなかった。術後3ヵ月で自宅にて突然死したが、死亡するまで良好なQOLを維持できた。犬における喉頭気管分離術の報告はなく、術式について検討すべき点はあるが、犬にも十分適応できる治療法であると考えられた。


2)心肺疾患を有する犬の覚醒時SpO2測定は足背動脈から得られた動脈血中酸素分圧を過大評価する

合屋征二郎(日本大学生物資源科学部獣医学科 獣医放射線学研究室)

パルスオキシメトリーによる末梢酸素飽和度(SpO2)の測定は麻酔下での低酸素血症検出に用いられているが、覚醒犬におけるその診断能力の妥当性を調べた報告はほとんどない。本研究は、動脈血中酸素分圧(PaO2)と比較し、心肺疾患の犬の低酸素症に対する覚醒時SpO2の診断能力を調査することを目的とした。心肺疾患による低酸素症が疑われる犬の覚醒時SpO2とPaO2を立位あるいは座位にてルームエアーで測定した。SpO2は透過型パルスオキシメーターを使用し、脈波が5秒間安定した場合にその値を採用した。足背動脈から0.3 mL以上の動脈血を採取し、血液ガス分析装置を用いて体温補正PaO2を測定した。覚醒時SpO2およびPaO2の92対のデータを40匹の犬から得た。覚醒時SpO2およびPaO2の中央値はそれぞれ97%および66.6 mmHgであった。PaO2<80 mmHgを検出するための覚醒時SpO2<95%の感度35.7%、特異度100%、曲線下面積は0.72であった。覚醒時SpO2測定は心肺疾患のある犬の低酸素症を見逃すリスクがあることを本研究は明らかにした。







18:00−20:00 Ⅳ 症例相談

座長:城下幸仁(犬・猫の呼吸器科)

3演題。各演題10分口頭発表-5名のアドバイザーからの質問回答15分-会場ディスカッション10分(計35分)


1 陽圧呼吸療法中にメッシュ式ネブライザーによるイベルメクチン投与も行い救命した重症糞線虫肺炎の1例

田内昭成(四国動物医療センター)

症例はビーグル、7ヵ月齢、雌。飼育時(生後4ヵ月齢)から持続性の湿性咳、慢性下痢を認めた。当院初診時、胸部X線検査で間質性肺炎を疑い、直接糞便検査にて糞線虫を確認した。入院下で酸素及び駆虫薬の投与を行ったが、入院3日目、胸部X線検査にて肺炎の悪化を認め、陽圧呼吸療法を開始した。CT検査、気管支鏡検査を実施し胸腺の低形成、気管支分泌物内に多数の糞線虫を確認。重症肺糞線虫症と診断した。メッシュ式ネブライザーを麻酔回路内に設置し、イベルメクチンを希釈して気管内投与、以降水溶性プレドニゾロン、アンピシリン、生理食塩水を用いてネブライザー療法を実施した。
陽圧呼吸療法中、粘稠度の高い気道内分泌物を気管内に認めたため定期的に喀痰吸引を実施した。挿管3日目にCT検査で肺野の改善を認め抜管し、その後順調に回復した。メッシュ式ネブライザーの有用性およびイベルメクチンの気管内噴霧の是非について質問したい。

 


2 生前COPDを疑い急死した犬の剖検例

近藤絵里子(品川WAFどうぶつ病院)

症例はポメラニアン、避妊雌で、12歳6ヶ月齢時より呼気性努力呼吸、吸気時ファインクラックルが観察されるようになった。重度喫煙家庭のため、受動喫煙に関連する慢性閉塞性肺疾患を疑い、内科管理を行なってきた。本症例の基礎疾患として僧帽弁粘液腫様変性 ACVIM stage B2、心拡大による主気管支の圧迫、咽頭閉塞症候群ステージII が挙げられる。およそ15ヶ月にわたる内科治療への反応は良好であったが、13歳8ヶ月齢時、ペットホテル利用中に急性の呼吸困難を発症した。誤嚥性肺炎と臨床診断し、抗菌薬、白血球遊走阻害薬、酸素投与を実施したが、第6病日死亡した。剖検肺は肺線維化・肺胞上皮の立方上皮化生と診断され、生前の臨床診断と全く異なるものであった。本例の臨床徴候と肺の組織診断の関連性、生前実施すべきだった検査とそのタイミング、急性期の診断と治療、死亡原因について相談したい。

 


3 急性膵炎に起因した急性呼吸窮迫症候群により一過性に肺高血圧症を示した犬の1例

赤沼諒(麻布大学 循環器・呼吸器科)

急性呼吸窮迫症候群(ARDS)の発症因子として感染、敗血症、全身性炎症反応症候群などが報告されているが、犬において膵炎に続発するARDSの報告は少ない。今回、急性膵炎の治療中にARDSによる重度の低酸素血症と肺高血圧症(3群)と臨床診断した症例に遭遇したため、診断ならびに治療について相談したい。症例はフレンチ・ブルドッグ、11歳の去勢雄で、来院10日前に急性膵炎に対する加療をしており、突然呼吸困難を発症したため、当院に紹介来院した。胸部X線/CT検査にて胸水貯留とびまん性の浸潤影を認め、重度低酸素血症(PaO2 39.4 mmHg)と肺高血圧症(右房-右室圧較差 106 .9 mmHg)を認めた。酸素吸入直後より肺高血圧症は著明に改善(右房-右室圧較差 36.0 mmHg)し、その後、抗生物質、シベレスタットナトリウム、PDE 5阻害薬等による支持療法で状態が改善し、第17病日に退院した。

 







20:00 閉会あいさつ

城下幸仁(犬・猫の呼吸器科)







20:30−22:00 懇親会(別会場)







注意事項

会場参加の場合

  1. 受付時に参加証のご提示をお願いします
  2. オンデマンド視聴の記録のため会場の様子を部分的に前方と後方からライブで撮影しておりますのであらかじめご了解ください
  3. 講演内容の録音、撮影、録画はご遠慮ください
  4. 会場内でZOOMミーティング視聴は禁止となります
  5. 質問のある場合は、会場スタンドマイクの前に口を1cmほどまでに近づけて発言してください。発言冒頭に、所属とお名前を述べてください
  6. 参加中に生じたゴミは責任もってご自身でお持ち帰りください
  7. 講演中にお食事はお控えください
  8. 発表の裏には弛まぬ努力と多くの時間が費やされています。講演が終了したら、惜しみない拍手をお願いします
  9. ドレスコードについては、座長・発表者・大会関係者は【インフォーマル】、一般参加者は【スマートカジュアル】での参加をお願いします。ご理解、ご協力をお願いします
  10. 開催終了後20:30~22:00に別会場で懇親会を開催します
  11. 【オンデマンド視聴】は開催後の1月19日にメールで視聴方法についてご案内します。その日から5月31日まで視聴可能です。

当日オンライン参加の場合

  1. 非会員参加の場合、原則として事前申し込みをお願いします。12月2日(月)までに研究会事務局(jimu@verms.or.jp)にご連絡ください
  2. 開場は10:30となります。入室許可手続きがありますので入室自体はお早めにお願いします
  3. 入室時には、Zoom参加手順の注意事項210804に従い、Zoom-ミーティングに参加する-名前を漢字(例、城下幸仁)に書き換えてから「参加」ボタンを押してください
  4. 待機室入室後、3分以上たっても承認されない場合、お手数ですが事務局046-256-4351までお電話ください。電話にて承認手続きを行わせていただきます。どうしても参加者名の確認がとれない場合、事務局の判断で参加者から削除することがあります。あらかじめご了解ください。
  5. 講演視聴時は、ミュートおよびビデオオフでご参加ください。イヤホンまたはヘッドホンで音を聴いてください。
  6. 画面共有中は、PC画面右肩の「表示」を、左右表示:ギャラリー、音声参加者を非表示(プルダウン表示は「音声参加者を表示する」という状態にします)とし、会場1をピン設定します。するとギャラリーが会場1のみの表示になるので、再び「表示」を左右表示:ギャラリーに戻してください
  7. 議論参加時は、「リアクション」から挙手、ミュートを解除して発言ください。可能な限りビデオオンでご発言お願いします
  8. ご質問やご意見はチャットより随時お受けしております。宛先は「全員」にお願いします。
  9. 講演や議論内容は後日オンデマンド配信するため録画させていただきます。開始直前からレコーディングを開始しております。あらかじめご了承ください。

演題発表者、講演演者、アドバイザーの回答者へ

  1. プレゼンデータの作成と提出について。研究会ロゴ、貴施設ロゴの双方をできるかぎり全てのスライドに埋め込んでください。著作権侵害防止のためです。研究会ロゴは演題決定時にメールで演者に送ります。会場専用のWindows11ノートPCを用います。アプリケーションはMicrosoft Office 365(PowerPoint2021)を使用します。フォントは日本語はMS Pゴシック、英数字はMS PゴシックかArialかArial Blackを使用してください。スムーズなオンラインプレゼンを行うため、動画データは埋め込み1枚までとし、必要最小限の長さと容量でお願いします。また、画面切り替えなし、アニメーションも最小限にしてください。プレゼンPPTデータは12月25日(水)までに事務局に提出してください。事務局にて開催前日までに動作確認や文字化け等を確認し、会場参加者向けに配布資料PD Fを作成します。原則、当日会場でのデータ変更は受付られません。変更点あれば当日口頭での説明をお願いします。
  2. 会場で発表・講演する方へ。 講演中はマイクを口元1~2cmまで近づけてお話ください。議論が終了するまで画面共有を続け、座長の指示にしたがって共有を停止してください。なお、発表者ツールは使用できませんのでご注意ください。詳細は以下の「当日の発表について」をご参照ください。
  3. オンラインでライブ発表・講演する方へ。 有線LAN接続での演題発表をお願いします。無線LANでは発表中突然接続が切れることがあります。議論が終了するまで画面共有を続け、座長の指示にしたがって共有を停止してください。詳細は以下の「当日の発表について」をご参照ください。
  4. 当日は進行係や座長の指示に従って、発表を進めてください
  5. 発表時間は以下の通りです
    • 教育講演:40分講義+10分質疑応答×3コマ
    • 招待講演:45分講義+15分質疑応答
    • 年次大会アワード:15分口頭発表+10分質疑応答×2演題
    • 症例相談:10分口頭発表+質問回答15分+会場ディスカッション10分×3演題
  6. 当日の発表について
    • オンラインライブでの演者、発表者へ
      1)有線LAN接続で演題発表お願いします
      2)共有前に、ビデオオン、ミュート解除、リアクションボタンの挙手をお願いします
      3)講演、発表中は、挙手し続けておいてください
      4)PPT全画面表示が終わりましたら、終了画面をクリックして標準の表示モードにして議論に進んでください
      5)質問をうけたスライドを標準の表示モードのまま提示し回答お願いします
      6)議論終了後、座長または進行係の指示に従い、共有を停止してください。ビデオオフ、ミュート、挙手を下げる、にて発表を終了ください
      7)上記作業は、当日進行係が随時誘導いたしますのでご安心ください
    • 会場での演者、発表者へ-当日の発表について
      1)会場専用のPCを使用します。発表者ツールは使用できません。
      2)進行係が演題PPTの準備をいたしますのでお待ちください
      3)講演中はマイクを口元1~2cmまで近づけてお話ください。
      4)発表中は、マウスのクリック、または、「→」で進むor「←」で戻るで、操作ください。
      5)発表終了後、PPT全画面表示が終わりましたら、終了画面をクリックして標準の表示モードにして議論に進んでください
      6)質問をうけたスライドを標準の表示モードのまま提示し回答お願いします
      7)共有停止はしないでください。進行係がそのまま次の演題の準備をします
      8)上記作業は、当日進行係が随時誘導いたしますのでご安心ください






    演題募集について

    演題募集は終了しました。

    募集要綱

    1)症例報告:来院経緯、症状の動画データ、身体検査・血液検査・X線検査・透視検査・動脈血ガス分析などの一次検査所見、鑑別疾患リスト、CT検査、気管支鏡検査、鼻鏡検査、BALF解析や病理診断、確定診断、内科治療または外科治療、治療転帰(治療後少なくとも2ヶ月経過、できれば6ヶ月以上の経過観察あり)、などの詳細データが全て揃っているもの。臨床研究:背景、目的、方法、結果、考察、結論、参考文献の各要件が適切に満たされており、オリジナリティーを認めるもの。ともに他学会や研究会で未発表内容で、隔月開催の犬・猫の呼吸器勉強会で演題発表されていることが必須要件です。2)症例相談:確定診断には至っていないが、本研究会で相談したい症例。用語や基準は、書籍「一般臨床医のための犬と猫の呼吸器疾患」に従ってください。審査があります。

    演題提出の流れ

    6月30日7月30日(延長しました) 演題締切
    7月7日8月7日までに演題の概要を指定書式で提出
    7月14日8月14日 審査結果発表。発表演者決定
    7月25日8月25日までに400字以内の抄録を提出
    9月15日までに演題概要(ppt配布資料PDF)提出

    演題発表者には参加費全額免除とし、アワード選考対象の症例報告・臨床研究には、研究会より厳正な審査を通じて最優秀賞と優秀賞の表彰状と研究補助金を授与し、症例相談には感謝状を贈呈いたします。










    気管支鏡実習セミナー

    日時:令和7年2月14日(金)13:30−16:30
    開催方法:会場開催
    会場:ユニコムプラザさがみはら セミナールーム1

    参加費:会員8000円、非会員10000円

    定員:40名(増員しました)

    定員に達しましたので登録受付を終了します。

    13:30−14:20 講義 

    ビギナーのための気管支鏡の使い方 

    講師:城下幸仁(犬・猫の呼吸器科)
    定員40名、協賛:カールストルツ・エンドスコピー・ジャパン株式会社

    気管支鏡を触ったこともないが関心がある方におすすめのセミナーです。

    最近は、従来機価格の1/80もの安価なディスポーザブルタイプの軟性ビデオ気管支鏡が市販され普及しており、一般獣医師でも手軽に気管支鏡を試すことができるようになりました。細径ですがビデオなので画像はとても鮮明です。今回のセミナーではそれを使用します。適用の対象を「循環器疾患が除外され2週間以上続く咳」とし、初心者でもできる安全な気管支鏡検査について紹介します。気道内の可視化の重要性、検査をおこなってはいけない場合など、20年以上わたり1300例の豊富な経験をもつ講師が、これから気管支鏡検査を始めるビギナーにツボを押さえて講義します。

    14:50−16:30 実習

    ビギナーのための気管支鏡ドライラボ

    講師:城下幸仁(犬・猫の呼吸器科)
    定員40名、協賛:カールストルツ・エンドスコピー・ジャパン株式会社

    おやつや軽食の提供あり、軽く飲食しながら実習を進めます。

    講義の内容を受け、細径のディスポーザブル軟性ビデオ気管支鏡を使用し、犬の気管支挿入モデルを用いて、気管支鏡操作の基本を学びます。やはりビギナー向けです。モデルは実物に近くリアルに作られています。気道の、どこに、なにがあるのか、手と目と頭のイメージを一体化させるトレーニングです。今回は、要点を可視化にこだわり、手技と空間イメージを一体化することに専念してみます。実習前に、一般臨床医のための犬と猫の呼吸器疾患(エデュワードプレス、2021)の喉頭および気管気管支鏡検査-基本手技、検査方法(p.42-45)を予習しておいてください。


    18:00−19:30 懇親会(別会場)


    実習セミナー参加者へ

    1. 参加時には参加証をご提示ください
    2. 機器やモデルには指示があるまで触れないようにしてください
    3. 会場内で飲食は可能ですが、床にこぼさないようにお願いします
    4. 会場内での撮影、録音は禁止しております。ご理解のほどよろしくお願いします





    会場へのアクセス・宿泊のご案内

    会場施設:ユニコムプラザさがみはら セミナールーム1 、セミナールーム2。 小田急線相模大野駅から徒歩3分

    住所:252-0303  神奈川県相模原市南区相模大野3丁目3-2 bono相模大野サウスモール3階

    Tel: 042-701-4370

    交通アクセス:

    飛行機でお越しの場合、

    羽田空港より相模大野駅直行バスがあります(羽田空港↔︎町田バスセンター・相模大野駅)。移動時間は約1時間20分です。

    電車、新幹線でお越しの場合、

    JR東京駅より約1時間、JR中央線快速で新宿-小田急線で新宿から相模大野駅(ロマンスカー停車)

    JR新横浜駅より約30分、JR横浜線快速八王子行で町田-小田急線で町田から相模大野駅(一駅)

    車でのお越しの場合、

    東京・横浜方面からのアクセス

    東名高速 横浜・町田ICより国道16号線を八王子方面に約5Km進み、谷口陸橋下を左折。「ボーノ相模大野入口」交差点を左折。

    八王子方面からのアクセス

    国道16号線を横浜方面に進み、谷口陸橋下を右折。「ボーノ相模大野入口」交差点を左折。

    ボーノ併設の市営駐車場をご利用ください。

    相模大野駅からのアクセス

    「ユニコムプラザさがみはら」へのアクセス

    相模大野駅中央改札口から北口デッキに出て、左手に進むと「ボーノ相模大野」がみえます。そのままボーノ相模大野2Fの中央通路を進み、エスカレーターで3階にお上りください。

     

     

     

     

     

     

     

     

    宿泊施設のご案内

    相模大野駅直結の小田急ホテルセンチュリー相模大野がおすすめです。駅近辺には他に宿泊施設がございません。1ヶ月前からの予約が可能でリーズナブルです。駅一つ離れますが、小田急線町田駅周辺には多くのホテル、ビジネスホテルがあります。






    オンデマンド視聴について

    1. 当日会場およびオンライン参加者、オンデマンド視聴での参加登録者全てがオンデマンド視聴可能です。
    2. オンデマンド配信期間は、令和7年1月19日(日)〜令和7年5月31日(土)までとなります。
    3. 配信開始時にメールで連絡いたします。
    4. 対象となるのは、教育講演、招待講演、アワード2演題、症例相談とアドバイザー回答、となります。各講演の配布資料もダウンロード可能です。
    5. 気管支鏡実習セミナーの内容は対象となりません。





    お問合せ先

    当研究会事務局(jimu@verms.or.jp)まで






    協賛

    カールストルツ・エンドスコピー・ジャパン株式会社

     

    テルコム株式会社

     

    賛助会員

    フクダエム・イー工業株式会社、株式会社本郷いわしや、獣医医療開発株式会社、TNC株式会社、株式会社エンファイトヘルスケア

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