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BAS臨床グレード評価法の調査協力のお願い

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会員の皆さんへ

短頭種気道症候群(BAS)にはその重症度判定法が定着しておらず、基準があいまいなまま診療が進められています。前回の第14回勉強会時のアンケートでも20名中13名は特にグレーディングを行なっていないという回答でした。他の疾患の例でいえば、犬の僧帽弁粘液腫様変性のACVIMステージ分類は、飼主へのインフォメーションや臨床研究の土台として広く認められています。
近年、さまざまなBAS臨床グレードの定量化が試みられており、その中で問診によるBAS 臨床グレード分類法(Poncet2005) はもっとも簡便であり広く臨床適用できる可能性があり、それに注目しました。研究会ではBAS班と審査委員にて協議し、その既存のグレード分類法より利用しやすく修正案を作成しました(会員限定コンテンツ診療基準案-BAS臨床グレード法(研究会合意)https://www.verms.or.jp/wp-content/uploads/2021/08/be2eedbf29af3e1ea65fc56f8bc99b3e.pdf )。今回その臨床実用性を調査する前向き研究を計画しました。この調査への参加希望者を募集します。とてもシンプルな調査なのでどなたでも参加可能です。調査協力に必要な資料を送信しますので、城下(shiroshita@verms.jp)までご連絡ください。3月4日付の会員向けのメールにて調査法の概要を添付いたしました。

今回の調査にてご不明点あれば、城下までご連絡ください。毎週のミーティングの中でも説明の時間を設けます。

なお、研究の内容上、よく多くの施設に参加していただきたいため、私の方からメールにて特に選定した会員の施設に直接参加をお願いすることがあります。ご多忙のところかとは承知しておりますが、獣医師には労力やコスト負担は全くないように工夫して企画しておりますので、ぜひご協力をお願いします。

城下

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