U27 喉頭腫瘍
- 喉頭の病気
病態と定義
喉頭内粘膜より生じた腫瘍によって喉頭内腔が狭小化し、嗄声、咳嗽、流涎、ストライダーを起こし、病期が進行すると呼吸困難を示す1,2。緩徐に進行するため、早期診断されることは少なく、呼吸困難を生じた段階で診断されることが多い。嚢胞性病変やポリープ、炎症性疾患、良性腫瘍であれば根治可能だが、悪性腫瘍の場合は緩和的治療が目的となる。
喉頭内粘膜より生じた腫瘍によって喉頭内腔が狭小化し、嗄声、咳嗽、流涎、ストライダーを起こし、病期が進行すると呼吸困難を示す1,2。緩徐に進行するため、早期診断されることは少なく、呼吸困難を生じた段階で診断されることが多い。嚢胞性病変やポリープ、炎症性疾患、良性腫瘍であれば根治可能だが、悪性腫瘍の場合は緩和的治療が目的となる。