L04 気管狭窄
- 気管の病気
病態
呼吸相を通じて気管内径が部分的または全体的に正常より狭くなる状態であり、気管腔の断面積が正常の10から15%になると休息時にも呼吸困難が生じ、運動時にはチアノーゼを起こす1。狭窄した気管の管腔断面積をさらに減少させるような粘液栓、粘膜浮腫や管外圧力など生じると、激しい換気抵抗が起き、窒息を起こす2。急速に進行することが多く、原因に関わらず予後不良である3。
呼吸相を通じて気管内径が部分的または全体的に正常より狭くなる状態であり、気管腔の断面積が正常の10から15%になると休息時にも呼吸困難が生じ、運動時にはチアノーゼを起こす1。狭窄した気管の管腔断面積をさらに減少させるような粘液栓、粘膜浮腫や管外圧力など生じると、激しい換気抵抗が起き、窒息を起こす2。急速に進行することが多く、原因に関わらず予後不良である3。